ー Characters ー
 
 メインストーリーやサブストーリーの登場人物を簡単に紹介していきます。できるだけ忠実に原作に合わせているつもりですが、多少付け加えた部分(原作に書かれていないこと)もあります。ちなみに12人の少女たちの趣味や好きなもの・嫌いなものなどの細かい設定は「Sentimental Graffiti〜思い出たちとの12ヵ月〜」という本(電撃G’sマガジン編集部編集、1998年主婦の友社より出版)をもとにしています。
 
-Main Characters-
 主役の13人。それぞれの個性を大事にしたいと思います。
 
白石直哉(しらいし なおや)
  名前と主観を得た「少年」。主人公です。素直でまっすぐな性格なんじゃないかなぁということでこんな名前にしてしまいました。名字の由来は・・・まったくないです。実際はまっすぐなところよりも、優しくて相手の気持ちをくみとれるところが印象に残ります。どちらかというと気が小さいですが、周囲に流されず、言いたいことを言える強い部分も持っています。さらにとっさに大胆な行動を取ることができ、根性もあるというなかなかすごい人物です。そんな彼も、というよりそんな彼だからこそ、12人への気持ちが少しずつ変わっていき、やがて悩みを抱くようになります。
 主人公なのですが、設定がほとんどありません・・・。東京都の緑が丘3丁目(おそらく目黒区でしょう)に住み、やたらと転勤の多い父がいる。それぐらいでしょうね。必要なことは適当に決めていこうと思います。
 
安達妙子(あだち たえこ)
 直哉の幼なじみ。5歳のときに、部屋が多いため間貸しをしている彼女の家に直哉の一家が引っ越してきました。それから直哉と家族のように一緒に過ごしますが、小学4年のときに別れます。
 とても家庭的で、せっせと家事をこなすのが日課のためやや家にこもりがちです。ファッションや化粧にもほとんど興味がありません。性格は控えめですが、母親譲りのおせっかいな部分があるようです。でも前向きで、6年もの間少年(直哉)を想い続けるほどの意志の強さは誰にも負けないでしょう。
 青森県青森市の酒屋を営む家に父母弟の4人家族で住んでいます。小さな子供が好きで、よく近所の公園で面倒を見てあげているようです。青森らしくスキーが得意。
 
永倉えみる(ながくら えみる)
 青森から仙台へ引っ越した直哉でしたが、そこで出会ったのがこの人。どういうわけか直哉を「運命の人」と思い込み、すぐに彼と親しくなります。半年ほど彼と過ごし、小4の終わりごろに別れます。
 外見も内面も幼く、女子高ではみんなから妹のようにかわいがられています。マイペースな性格で独特の感性を持っていて、占いや幽霊などオカルト関係の話が好きなようです。また理由なしに自分の感性を信じていて、それにあわせて行動します。
 彼女だけ原作に家族のことがまったく書かれていません。なかなか困ったものです。学校では「オカルト研究会」に所属しているのですが、彼女はオカルトな話や雰囲気が好きなだけで、実際にそういうものをを見たりするのは怖くて嫌なようです。
 
沢渡ほのか(さわたり ほのか)
 直哉は仙台から札幌へ。馬に乗ろうとして落ちてしまったほのかを彼が助けたことから、2人に関係ができます。交換日記を書いたりしますが、1学期の終わりに別れることになります。
 彼女はいわゆる男性恐怖症で、直哉の前でも少し緊張することがあります。でも気が小さいわけではなく、直哉以外の人にははっきりとものを言えるようです。優しくて包容力のある人が理想の人だとか。
 父が北海道大学の獣医学部の教授であることが、彼女に大きな影響を与えています。小さいころから北大に行って馬などの世話をしているため、動物好きで高校でも馬術部に入っています。また大学などで早くから大人慣れしてしまい、子供っぽい男子と話す気にならなかったことが男性恐怖症の原因のようです。
 
森井夏穂(もりい かほ)
 札幌から大阪へ大移動。本当に直哉の父親は何の仕事をしているのでしょうか・・・。とにかく、訳あって夏穂と直哉は陸上大会のリレーに出場することになります。それに向けて毎日のように一緒に練習しますが、本番直前に直哉が転校してしまいます。
 走るのが大好きで、陸上部に入っているのはもちろん、趣味も走ることです。元気で明るく、名前通りさわやかな印象を受けますが、恥ずかしがりな部分との差が少し激しいようです。また、女の子だということを強めに意識しています。
 大阪市のミナミで、お好み焼き屋を祖母と経営しています。両親は普段は別の店舗で生活しています。部活から帰っては店を切り盛りする毎日ですが、客とのやりとりも好きで楽しく過ごしているようです。
 
綾崎若菜(あやさき わかな)
 大阪から京都へと移った直哉は、そこでクラスの輪に入れない若菜を見かねて声をかけます。彼女にとって直哉は唯一の友達になります。しばらく2人で過ごし、小5の終わりに別れを果たします。
 礼儀正しくしっかりした性格の、まさに大和撫子という感じの彼女。誰に対しても細かな気配りができます。言葉も丁寧で、確かに話しやすいタイプではありません。落ち着いているように見えますが、内面はやや感じやすく、恥ずかしがりなようです。
 京都の由緒正しい名家のお嬢様で、当主である祖父と父母の4人家族。祖母は彼女が幼い頃に他界しています。抹茶や歌舞伎などとにかく和風のものが好きで、弓道にも打ち込んでいます。
 
山本るりか(やまもと るりか)
 京都の次は名古屋へ。るりかと直哉は一緒に日直をするうちに親しくなります。1学期の終わりにるりかが学校の備品を壊してしまい、直哉は自分がやったと言って彼女をかばう形で転校します。
 元気で活発な彼女は男友達も多いのですが、完全に友達として区切りをつけています。直哉に備品を壊した罪を着せてしまったことを引きずっていて、人を傷つけるのを恐れ、深い付き合いを避けているようです。また極端に嘘を嫌います。
 彼女には兄がいます。これといった趣味はなく、とにかく面白そうだと思ったことをやっているようです。毎日コンビニでバイトに励んでいます。
 
七瀬優(ななせ ゆう)
 直哉は名古屋から広島へ引っ越します。星を見に来た優と、何となく外に出た直哉が偶然出会います。優は直哉の飾らない性格に興味を持ち、夏休みを共に過ごします。
 周りから見ればロマンチストで、不思議な価値観を持っていますが、彼女にはまったく自覚はありません。無神経と言っていいほど周囲を気にせず、自分に素直に生きています。他人から価値観を押しつけられるのが何より嫌いなようです。
 父母の3人家族ですが、両親は仕事で海外にいることが多く、ほとんど1人暮らしです。といっても気ままに旅を続けているので家にいることはあまりありません。学校にも必要最低限しか行っていないようです。
 
遠藤晶(えんどう あきら)
 広島から長崎まで移動します。晶がバイオリンの演奏でスランプに陥っているところに、直哉が聞きに来ます。彼の素直な感想にリラックスした晶はスランプを抜け出しますが、2学期の終わりに直哉は転校してしまいます。
 プライドが高く、人目を気にしてわざとかっこをつけたり、上からものを言ったり、本当の気持ちを隠してクールにふるまったりします。また、直哉を含めて男に対しては常に有利な立場でいたいと思っています。ただそういう自分が嫌になるときもあるようです。
 家が裕福で、お嬢様といえるでしょう。小さい頃からバイオリンを弾いていて、天才と呼ばれるほどの実力を持っています。曖昧な態度や言葉が嫌いです。
 
保坂美由紀(ほさか みゆき)
 直哉は長崎から金沢へ移ります。ノートの貸し借りという些細なことで2人は知り合い、美由紀は直哉に相談を持ちかけたりします。彼女の悩みは解決しますが、小学校の最後に2人は別れることになります。
 相手に気を遣い、言いたいことをはっきり言えない性格です。また決断力がなく、何事にも慎重すぎる部分があります。おとなしい優等生タイプですが、彼女は周囲からそんなふうに思われたくないようです。
 老舗の呉服問屋に、父母姉の4人家族で住んでいます。絵画に興味があり、美術部に入っていて絵の鑑定もできるとか。以前は着物が嫌いでしたが、直哉に出会ってからは好きになりました。
 
星野明日香(ほしの あすか)
 金沢から横浜へ引っ越した直哉は、学校で走ってきた明日香とぶつかります。明日香はいろいろな土地を転々としてきた直哉の話を聞くうちに彼と親しくなります。やはり1学期の終わりに別れがやってきます。
 明るくて笑顔が似合う彼女はクラスの人気者です。流行に詳しく、普段はみんなに新しい情報を教えてあげたりしています。ミーハーですがただ流行を追いかけるのではなく、自分に合ったものだけを取り入れています。
 元町にあるブティック(母が経営)に住んでいます。情報誌や情報番組のチェックは怠らず、行列や人だかりが好き。まさにミーハーです。ファミレスでバイトを続けていますが、時間にルーズなところがあり、よく遅刻しています。
 
杉原真奈美(すぎはら まなみ)
 横浜から高松(香川県です。念のため)へと移ります。直哉は先生に頼まれて、学校に来ない真奈美を励ましに行きます。彼女は直哉のおかげで勇気を出し、11月に学校に行くことを決めますが、同時に直哉が転校してしまいます。
 直哉と出会った頃はとても気が小さく、傷つくのを極度に恐れていましたが、今ではある程度明るく前向きになっていて、心優しい部分が印象に残ります。とはいえ引っ込み思案で臆病、感じやすくとても寂しがりという性格です。12人の中で最も直哉を必要としている人物でしょう。
 彼女の家も裕福で、家政婦までいます。家が山中にあるためか自然が好きで、毎朝小鳥にえさをやったりしています。また詩を読むのも好きなようです。さらに、相手の気持ちを読むことに長けています。
 
松岡千恵(まつおか ちえ)
 直哉は高松から最後の福岡へ。直哉から話しかけられた千恵は彼の単純な性格が気に入り、2人は気の合う仲間になります。直哉が千恵のバンドに加わったりして楽しく過ごしますが、中1の終わりに別れ、その後直哉は東京に定住することになります。
 普段は気が強く男勝りなのですが、直哉の前では恥ずかしがりな部分が目立ちます。また不器用で口べたです。そのあたりは本人にも自覚があるようです。友情に厚く、バンドの仲間などをとても大切に思っています。
 父母弟の4人家族。仲間2人とロックバンドを組み、ボーカルとギターを担当しています。地元ではかなりの人気を集めているようです。音楽を本当に愛しています。
 
-Sub Characters-
 メインストーリーでは、それなりに重要な役割を持っています。
 
妙子の母
 「安達酒店」の主人。気さくで人の世話を焼くのが好きなおばさんです。妙子には直哉を婿にしてほしいと思っていますが、家の手伝いばかりしている妙子を心配してもいます。
 
妙子の父
 高校の教師であり、妻には尻にしかれています。それ以外には何も分からない謎の人物です。
 
 妙子の7歳下の弟です。わんぱくで素直な名前通りの性格のようです。直哉のことをお兄ちゃんと呼んでいます。
 
若菜の祖父
 綾崎家の当主にあたると思われる人です。原作(特に「約束」)では子供へのしつけに厳しく、怖い感じで描かれていましたが、若菜が高校生になった今ではそんなこともないでしょう。ただ、当の若菜は気の短さに多少あきれているようです。
 
るりかの兄
 調子者でオヤジっぽく、るりかにはよくあきれられていますが、なぜかもてる人です。直子という恋人がいます。るりかに対しては彼氏がいないことを心配しています。
 
晶の叔父
 喫茶店「キアラ」のマスターです。真剣なのかいいかげんなのかよくわからない性格ですが、晶が最も信頼できる人物でもあります。「約束」のときに直哉と直接知り合いました。
 
ボナサンの店長
 明日香がバイトしているファミレス「ボナサン」の店長。気が弱く、明日香に「いい人すぎる」と思われるほどです。また若さや青春にあこがれています。もしかするとらいた氏の分身なのかもしれません。ちなみにボナサンはあまり儲かっていないようです。
 
バンドの2人
 千恵のバンド「サウザンブラック」のドラム担当とベース担当の2人。気がよく千恵や直哉にも自然に接します。どちらかというと千恵より弱く、彼女をなだめる側のようです。2人とも特定の彼女がいます。
 
黒田
 ライブハウス「黒猫」のオーナーで、千恵に本格的なバンド活動を勧めた人物です。千恵たちには「ねこさん」と呼ばれています。「約束」のときから直哉と知り合っていました。

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